・・今年の終末時計によると世界の終りまでは、あと100秒ということです・・。
ご案内のように、これについてエロヒムからの『メッセージ』には、新訳聖書のなかでも預言の書といわれる『ヨハネの黙示録』の解説によって描かれています。
そこでは、ヨハネにテレビに似た装置を使って、このまま放っておくと時期が来た時に人類がどうなるのか、そういった場面をヤーウェ自ら口述しているんですね。
それは最終核戦争によって、地球が滅びていく惨状をまるで我々が映画を見るようにリアルに描いているわけですから、当時のヨハネにしてみれば、その驚きは大変だったのではないでしょうかね。
まぁ今の世の中の様子を観ると、こういった悲惨な出来事が明日にでもホントに起きておかしくない状況になっているわけですからね。
このままだと、エロヒムが云うように人類が滅びる確率が99%以上だとしても、もし人類が生き残れる少ない確立を見事にクリアして、ゆくゆくは科学の黄金文明へと行く・・といった結末であるならば「メデタシ、メデタシ・・」で終わるんですが・・。
しかしそうでない場合、残念ながら核戦争などによって、人類が絶滅するシナリオが待っているならば、その後はたして地球はどうなるのか?・・といった心配もあるわけですよね。
そこで、その場合の映像も同じくヨハネに見せているわけなんですね。つまり、エロヒムによって救出されるべき十四万四千人がそこに居る場面が映しだされるわけです。
そこでは、彼らはエロヒムの宇宙船に乗せられ「不死の惑星」に連れていかれる・・場面が変わって、地球が安全に住むことが出来るまで、まぁ一時避難といったわけで全員がそこで待機している様子が映される・・そのような光景がヨハネの目の前の画面に次々と流されるといったアンバイ・・
地球に再入植して平和な文明を新しく作っていくためには、そこで新たに再建活動するにふさわしい人々・・少なくても十四万四千といった数の人々が必要になるというわけです。
そういったわけで、驚くことにエロヒムは我々に対して将来こういった状況になればどのように対処し、彼らが創った種を存続させていくのか、ずいぶん昔からその対策を色々と考えて救済・保護の準備をしてきたというわけなんですね・・
直接介入はしないとはいっても、彼らの愛すべき子供でもある人間たちに対しての、時代を超えた変わらぬ思いを感じないわけにはいかないですよね。
どうでしょうか?まぁどのような結末を迎えるにしろ、我々人類の中から選ばれし遺伝子はエロヒムの救済によって末永く安泰であるということで、まずはひと安心したといった向きもあるのではないかと思いますが(笑)・・。
このハナシで思い当たるのは、ご案内のこれも東洋の預言の書、『般若心経』の末尾にある「ギャーティ、ギャーティ、パラサンギャーティ・・」といった有名なフレーズなんですね。
仏陀が弟子のシャーリプトラに、人間の素晴らしい知的能力と未来の行き先、これから進んでいく道について説いている部分ですよね。
これを訳しますと、この‟パラ”というのは「幸福の極致」の表現であって、つまり「悟りの境地」=知恵(科学)が完成した社会の意味ですから、‟科学の黄金文明”あるいはそれを実現した‟エロヒムの不死の惑星”のことを表しているわけです。
そして、「ギャーティ~・・」というのは「行こう、行こう、一緒に行こう・・」といった意味ですから、「(地球に住むすべての人々が)一緒に科学の黄金時代へと行こう・・」というのが我々の願いでもあり、当時の私訳でもあったのですが、こういった未来の事態を考えるならば、どうですか「(限られた人たちだけが)・・に行こう・・」といった訳し方でも有りなのかなぁ?・・とは思いますよね 。
まぁそれはどうであれ、ここで予言されているように、エロヒムの『愛・慈悲のエネルギー』に守られ、彼らの血を脈々と受け継いできた遺伝子たちは、彼らの手を借りながらも様々な困難を乗り越えて、いずれは「科学が人間に奉仕する黄金文明」へ、‟幸あるところ”へと向かって行くことだけは間違いないのではないでしょうか・・。
つづく
ここで一句 善き種は いずれ花咲く パラギャーティ