“ヘビ”のお話

“ヘビ” Part1

ご案内のように、“ヘビ”については歴史の中での彼らの痕跡と思われるものを自分の本に書いたり、いろんな処でお話はしているんですが、彼らについて話すとなると色々あって、まぁ中々語りつくせないといった処があるわけです。

なにしろ、地球の大異変から人間や動物・植物、他のあらゆる生命を救い保護した、云わば生き物すべての大恩人なわけですからね。まぁ、おおざっぱに言うと最初の人類創造が13000年前として、その後に例の「リンゴ事件」があって地球に追放される・・

そしてあの大異変がおよそ5000年くらい前なわけでしょ・・つまり彼らの惑星に帰還を許されるのはその大異変のすぐ後ですから、少なくても数千年位の間はずうっとこの地球で人々と暮らしていたわけですからね、驚きですよね!・・

そういったわけで彼らは当初から、その時代に生きる人々や後の預言者などを通して、今まで知らなかったこの宇宙のあり方や生命に関しての知識を伝えてくれたり・・

あるいはこの混乱した世の中を柔軟な心でもって生きていくための、特に仏教における技法や瞑想法等・・そういった大切な事柄を隠すことなく教えてくれた、言わば人類の「命の恩人」でもあり「心の恩師」でもあるわけです。

まぁそのような縁を感じて、彼らを少しでも世間に知ってもらおうと思い、彼らの許可を得ることもなく(笑)、勝手に“ヘビ”の広報をやらせてもらっているというわけです。

そこで、このコーナーを借りて、まぁ話題はあちこちに飛んで中々つながらない処はあるんですが、許される範囲のなかでその都度、彼ら“ヘビ”にまつわるお話をしていきたいと思います。

まず最初に“ヘビ”のおおまかな輪郭については、もちろん『エロヒムのメッセージ』ほかラエル氏の著作をご覧いただければ真実の“ヘビ”をご理解いただけるわけですが、このTOPの画面にある「“ヘビ”について」を見ていただくきますと、更にまた彼らの別の角度から観た処もお解かりいただけるのではないかと思います。

そこで、“ヘビ”についての特徴をいくつか挙げてみると、まず一番のポイントは何といっても「慈悲」といったところではないでしょうかね。この慈悲というのは仏教の「四無量心」、慈・悲・喜・捨でご案内です。

これは言うまでもなく、一万年以上前のアダムとイヴの時代からずっと今まで、彼らが創造った人間を慈しみ、情をかけ、遠くから見守ってくれているわけですからね。

まぁ、これを「愛」といった表現でもよろしいのかもしれませんが、後の話へのつながりを考えますと、「慈悲」といったフレーズで彼らの特徴をとらえたほうがしっくりくるものですから、あえてこの表現を使ったわけです。

たとえば、日本では馴染みのある観音様ですが、これを「愛の観音」というよりも「“慈悲”深き観音様」と言ったほうが、やはり通りが良さそうな感じがするのではないでしょうか。・・と言うのも、この「慈悲」の化身である観音様のルーツを辿っていくと、やはり“ヘビ”に行き着くように思うからです。

観音様が出てくる物語で一番有名なのは『般若心経』ではないでしょうかね。ご案内の『般若心経』のなかでは、主人公である観音様は観自在菩薩という名前で出てくるのですが、その菩薩の得た“知恵”を仏陀が弟子のシャーリプトラに説いていく、そういった筋書で話が展開していくわけです。

実在する“ヘビ”というのはエロヒムの科学者グループのニックネームであって、しかも複数ですから本来なら“ヘビ”たちというべきなのですが、彼らを代表して“ヘビ”のリーダーが観自在菩薩のキャスティングとなるわけです。

ちなみに、彫刻や絵画でみられる観音様や菩薩像の後ろにある丸い光背があるでしょ。あれは、エロヒムを覆っている地球の大気が入った服の頭の部分に太陽の光が反射したのを見た昔の人が、それを芸術的に表現したモノだということです。

また、“ヘビ”のリーダーの聖書名は地上に追放された堕天使で有名な「ルシファー」、仏典名は仏陀の悟りの場面に出てきて彼を守護する「ムチャリンダ龍王」として登場しています。

そして、語り手が観自在菩薩本人ではなくて仏陀であるという設定の理由については、仏陀本人はエロヒムの不死の惑星にて49日の間、時代の預言者として必要な科学の奥義は当然受けているわけです。

それに、なにしろ自分自身を“ヘビ(ナーガ)”と言ってるくらいですしね、彼の弟子のシャーリプトラに“ヘビ”から学んだ宇宙の真理を説いて聞かせるといった構成でいくなら、やはり仏陀の方が適任なのではないかと思いますね。